腰痛になりやすい姿勢は座位?その理由とは【国分寺駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

人体の中にある弱点を一つに、腰があります。腰は身体の中心に位置するにも関わらず、骨が一本しかない不安定な箇所です。しかも、少し姿勢が悪いだけで歪んでしまいますので、結果として腰痛の原因となります。

腰痛になりやすい体勢として広く知られているのは座位です。デスクワークは体力的には楽ではありますが、1日中椅子に坐っているのであれば腰痛には悩まされやすくなります。勿論、立ち仕事や歩きまわるような仕事であっても、普段の姿勢の悪さで腰痛が起こりえます。しかしながら、座位の方が更に腰を痛める可能性が高いのです。
座る時間が長い人の全員が腰痛になるわけではありません。例えば、座っている体勢で歪みや捻じれが生じていると腰に負担がかかり、腰の痛みに繋がります。湿布を貼ったり安静にしたりする程度で治まるのであれば心配ありません。ですが、慢性的な痛みになってくると病院や整体院などに通い、痛みを緩和していく必要があります。
また、筋緊張により腰の痛みが起こることも少なくありません。デスクワークではパソコンを使用する方が多く見られます。その際、画面を覗き込むようにして座ると背中が丸まり、お腹側の筋肉はゆるみ、逆に背中側の筋肉は伸びます。そうなると、腹側の筋肉はさほど負担になりませんが、背中側の筋肉は常に筋肉が緊張した状態になります。唯でさえ背中側の筋肉は重力に逆らって緊張している為、その負担はかなりの物です。この状態を改善するためには、治療院にて施術を受けるだけでなく、普段から姿勢に気を付けることが重要です。パソコンを使う際には、可能な限り画面を覗きこまないよう背筋を伸ばしましょう。意識せずとも背筋を伸ばせるよう、30cm以上ある定規や棒を入れてみると真っ直ぐ座る癖付けがしやすくなります。書類などを書いたり勉強したりする場合も、あまり姿勢を崩さないことよう心掛けましょう。

冬も深まり、寒さのあまり首を竦めたりポケットに手を入れたりと、ついつい背中を丸めて歩きがちです。また、冷えは筋肉が緊張しやすくなります。なるべく姿勢良く歩けるようマフラーや手袋などで防寒し、腹巻や使い捨てカイロなどで腰周りを冷やさないようにして、腰の痛みを予防しましょう。